■後頭神経痛とは?どんな頭痛なのか?
「後頭神経痛(こうとうしんけいつう)」とは、後頭部から首筋にかけてズキズキ・ピリピリとした鋭い痛みを感じる頭痛の一種です。
緊張型頭痛や片頭痛と並び、近年は「第4の慢性頭痛」とも呼ばれ、注目されています。
後頭神経は、首の奥にある小さな筋肉(後頭下筋群など)や筋膜を通り抜けて頭の皮膚に伸びています。
首や肩の筋肉が硬くなると、その通り道で神経が圧迫されたり、血流の悪さにより炎症を起こし「電気が走るような痛み」や「針で刺されたような痛み」が出るのが特徴です。
■後頭神経痛の主な症状
・後頭部から頭頂部にかけて「ズキッ」「ビリッ」と走る鋭い痛み
・首の付け根から頭にピリピリ感、チクチク感が広がる
・片側だけに出ることもあれば、両側に出ることもある
・後頭部から頭頂部、こめかみ、耳の後ろまで痛みが広がることもある
・首を前後に倒したり、回したりすると痛みが起きる
・首や後頭部を押すと痛みが強まることがある
・ひどい場合は、洗髪やヘアブラシ、枕が触れただけでも痛む
このように、「締め付けられるような緊張型頭痛」「ズキズキとする片頭痛」とは違い、神経痛特有の鋭い痛みが現れるのが大きな特徴です。
■なぜ「後頭神経痛」が今増えているのか?
最近、後頭神経痛を訴える方が急増しています。その大きな原因は、 スマホやパソコンの長時間使用 による「姿勢の悪化」と「首コリ」です。
●増えている主な原因
1、スマホ首(ストレートネック)
スマートフォンを見るとき、頭が前に突き出る姿勢になります。
その結果、首や後頭部の筋肉(特に後頭下筋群)が過緊張を起こし、神経を圧迫して痛みが出ます。
2、長時間のデスクワーク
パソコン作業で同じ姿勢が続くと、首から肩にかけて血流が悪くなり、筋肉が硬直しやすくなります。
3、目の酷使
眼精疲労によって後頭部の筋肉がこわばり、神経を刺激する要因となります。
4、ストレスや自律神経の乱れ
ストレスで筋肉が無意識に緊張することも、後頭神経痛を引き起こす要因です。
5、運動不足による血流低下
首や肩の筋肉が硬直すると、血流が悪化し神経への負担が増します。
運動不足の現代人に後頭神経痛が多いのも、この血流障害が大きな要因です。
■後頭神経痛でお悩みの方へ
上記の様な症状が続く場合は、後頭神経痛の可能性があります。
頭痛薬では改善しにくいことが多いため、 原因となっている箇所を見つけ出し、神経への圧迫を取り除くことが必要です。
特に最近はスマホ・PCの普及で若い世代にも増えており、放っておくと慢性化するケースもあります。
早めのケアや正しい姿勢を意識することが、後頭神経痛の改善・予防につながります。
■当院の後頭神経痛の施術について
神楽坂GSM頭痛専門院では、「後頭神経痛の根本原因を丁寧に探り、血流を改善し、神経への圧迫を取り除く」ことを目的とした専門的な施術を行っています。
痛みの原因となる「首の深部筋(後頭下筋群など)」や「硬くなった後頭部」「姿勢」などを丁寧にチェックし、お一人おひとりの状態に合わせて、最適な施術を行っていきます。
また、再発を防ぐ為に段階的にはなりますが、
・首や肩の負担を減らす姿勢改善指導
・自宅でできる簡単なストレッチや深層筋を鍛える方法
・生活習慣(スマホやデスクワーク姿勢)の見直しアドバイス
なども必要と思われる方には、こちらも合わせて行っていきます。
一時的な痛みの緩和ではなく、根本から痛みを取り除くことを目指すのが当院の特徴です。
「頭痛薬が効かない」「マッサージをしてもすぐ戻る」とお悩みの方も、ぜひ一度ご相談ください。
早期にケアすることで、日常生活の快適さを取り戻すことができます。
(※注意:後頭部の痛みの中には、「帯状疱疹」が原因となっているケースもあります。帯状疱疹は本来、体の片側に沿って発疹が現れる病気ですが、その前段階として神経の痛みだけが出ることもあります。特に頭皮に発疹が出た場合は髪に隠れて気づきにくく、後頭神経痛と間違えやすい点に注意が必要です。もし片側に小さな水ぶくれ状の発疹が見られたら、帯状疱疹の可能性がありますので、自己判断せずに皮膚科や神経内科などの専門医にご相談ください。)
